ルーペの基礎知識

ご存知ですか?ルーペのこと。

Q1.ルーペとは?
見たいものを拡大して見ることができる、目の補助道具

Q2.ルーペと、近用メガネ・老眼鏡との違いは?
近用メガネ・老眼鏡・・・焦点を合わせるように調節する
ルーペ・・・拡大して大きく見せる
近用メガネ・老眼鏡は30cm〜40cm先の文字がぼやけてしまうのを焦点が合うように調節するものです。長時間掛け続けても疲れないよう、どちらかというと度数は弱めに設定されています。
焦点が合ってもとても細かい文字は見えにくいものです。そのような場合、ルーペを併用し文字を拡大させることで、楽に見ることができます。

Q3.倍率とは?
25cm離れた状態で対象物を見たとき、対象物が最大で何倍に拡大されて見えるか、を意味します。
たとえば、2倍のルーペで見たときは対象物が2倍に、4倍のルーペで見たときは対象物は4倍になります。25cm離れて見たときが基準となり、眼とレンズ、あるいはレンズと見るものの距離によって実際に見える大きさは変わります。
理論的にはレンズが持っている屈折率(ディオプター)から倍率を算出することができます。エッシェンバッハのレンズの倍率は屈折率から算出しています。

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Q4.倍率は高いほうがよく見えるの?

目的に応じてルーペの倍率を選ぶことが重要です

<使用目的と適切な倍率>※一般高齢者の場合

  • 読書、新聞など・・・2〜3倍、あるいはそれ以下の低倍率
  • 確認、観察、検査など・・・4倍くらいからの高倍率

高倍率のルーペで新聞を見ても、新聞に目を近づけねばならない上、狭い範囲しか見る事ができません。
これでは読むことはできません。高倍率のルーペは、目とルーペ、ルーペと見たいものをかなり近づけないと焦点が合わないからです。
新聞・辞書などの細かい文字を見るには、目から離しても使える2〜3倍が適当とされています。それ以上の倍率になると、倍率が高くなるほど目にかなり近づけるので、観察や検査で使われることが多くなります。

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Q5.品質の良いルーペのレンズとは?

1.高い透明度、純度、硬度を持つレンズ
2.解像度が高く、ゆがみの少ないレンズ

透明度

レンズの透明度が高ければ、対象物をよりはっきり見ることができます。一般によく多用されている安価のレンズの中には、元々青みがかっていて見えにくいものがあります。

純度

レンズの素材の純度は目にとって大変重要なものです。不純物が混ざっていたり、素材に問題があると、使っているうちにレンズが変色してしまうことがあるからです。

硬度

硬度の低いレンズは傷がつきやすく、増えていく傷は見えにくさの原因となります。

解像度

レンズはその性質上、中央部から離れるに従って多少のゆがみが生じます。そのゆがみの強弱を「解像度」と呼んでいます。安価なルーペの中には、ゆがみが激しく大変見えにくいものがあります。

Q6.ルーペの正しい使い方とは?

正しい使い方で使わないと最適な拡大像が得られません
低倍率のルーペと高倍率のルーペは使い方が異なります

低倍率(4倍くらいまで)
  • 見たいものにかざして使います(対象物との距離が遠くても焦点が合わせやすい)
  • ある程度広い範囲を見ることができます
  • 両眼で見ることができます
  • 読書や新聞を読むときに使います
高倍率(4倍くらいから)
  • 目と対象物に近づけて使います(対象物との距離が遠いと焦点が合いません)
  • 狭い範囲を見ます
  • 片眼で見ます(両眼ではみられません)
  • 観察や検査などにつかいます

Q7.どういうときに使うのですか?

さまざまな場面でさまざまな方に使われています

眼鏡だけでは見えにくいとき、細かい作業をするとき、周りが薄暗く見えにくいとき、観察するとき、専門的な検査のときなど、年齢を問わず幅広く使用されています。

また、高齢者や目に疾患を抱える方にとっては、生活を支える必需品となっています。

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